Lunatical life in broad daylight
へにょ~~~…… リ ツ 。ヮ ツ。
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経営的視点からみたアクエリ実写映画化
 血迷ったか、とか迷走、暴走、果てには発狂とまでいわれているアクエリ実写映画化について、経営という視点からの所見をひとつ述べてみましょう。


 自社製品がジリ貧状態にあるB社とって、トレカはそれでもノウハウを含めて比較優位にある数少ないジャンルの一つです。プロジェクト・レヴォリューションとならんで、受注も計画通りに進行しています。
 中間決算短信(10/17)においても、トレカ事業は中長期的な成長の基盤として大いに期待されていますが、これは、裏を返せば、「期待した成果を出せなかったり、コラボがうまくいかなかった場合は、グループ全体の成長速度に影響を与えかねないリスクをはらんでいる」ということ。経営陣としては、この芽をなんとしても育てたかったがゆえに、ゴーサインを出したのでしょう。

 個人的に気になったのは、映画の公式発表が中間決算短信の9日後だったことです。これが、仮にリスクの高い企画だったとしたら、株主からの信用にも関わること。B社があらかじめ計画していたというよりも、むしろ外からの持ちかけで、ギリギリの交渉が続いていたものと考えるのが自然です。若手俳優の売り込みの為に、枠と名前を貸しただけだった可能性も否定できません。

 個人的な創作論を抜きにして商業的視点に徹するなら、着眼点自体は、そう褒められたものではないにしろ、巷で言われているほどには酷くないと考えています。
 実写に抵抗の少ない女性ユーザー層を有名俳優の起用で取り込み、オリオン最終巻から4年後のタイミングでリバイバルして、1世代後のターゲットと従来層の双方にアピールするのは、セオリー通りの手法と言えます。
 また、根底から世界観をブチ壊しかねないというリスクも、オリオンでやれば失うものは殆どないという判断が働いたのでしょう。
※もっとも、要ファンは公式記事の写真を見た瞬間、ディスプレイを素手で殴りたくなる衝動に駆られたと思われますが…

 ただ、アクエリというブランドが、武器になるか古さとなるかは、未知数というか、微妙なところ。一部では遊戯王みたいな作品だと勘違いされていたりと、初っ端からヤバい雰囲気が漂っています(^_^;

 また、この映画を見た後でアクエリに入る子がいたとしても、リミテッドルールという小さなパイだけでは線香花火に終わってしまうのが関の山。本製品まで、どうやって誘導していくのか。封切りと同時にどのようなキャンペーンを組んでいくのか、営業部はその手腕が問われることになります。

 が、しかし、ここで問題になるのが制作費の問題。アニメは安上がりですが、一度転んだ経験があるのでやりづらい。とはいえ、実写はやたらと金がかかる上に、ケチったりすると、どんなにCGをかぶせても悲しい出来上がりになるのが世の常というものです(低予算実写で伝説に残れた作品といえば、NHK教育が往年の精鋭スタッフをかき集めて、血のにじむような努力をした「プロジェクト・エデン」くらいしか記憶にありません)

 純資産が約18億円しかないB社としては、水物の映画に多くをつぎ込む賭けには出にくいので、なるべく他から出資を集めてやりくりしたいところですが、制作費は未発表なのでいかんともしがたいところ。企画発表以降も株価がほとんど変動していないこの企画ですが、これからの迷走を、生暖かく見守ってあげましょうw




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