Lunatical life in broad daylight
へにょ~~~…… リ ツ 。ヮ ツ。
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物理的に、かなり無理っぽいです…
 今日も遅々としながら原稿を書き書き。ラスト直前ということで、最高に楽しくのたうっていますが、分量的には既に70枚くらい行っているので、途中で事故が起きたりしない限り、なんとか〆切前に完走できそうです(規定枚数:42字×34行の原稿用紙80~120枚)。

 しかし、こういう時に限って不意に無駄足を踏んだりするのですから、なかなか侮れません。今日は「元素を自在に操作できる」という非常にありがちな設定から、「空気中の窒素を氷柱にして、攻撃とかに使えたら面白いかも」というのを思いついたのですが……苦悩はここから始まりました。

①窒素分子って水と違って無極性だから、固体窒素は当然ファンデルワールス結晶だよね。
②ということは、双極子間結合が殆ど存在しないから、氷みたいに固いとは限らない訳だ。
③でも、低温になると分子運動が制限されて密度も定性的には高くなるから、やわらかと見せかけておいて、実は中身が詰まっていて固いのかもしれない。
④化学辞典を見ても、-210℃以下で六方最密充填、-238℃以下で立方最密充填になるって書いてある。でも、最密充填のアルミナがやたらと硬いのは、イオン結合がものすごく濃密になっているお陰だからなぁ…
⑤硬度くらい、検索で見つかったらいいんだけれど…(ググる)
⑥あぅ、冷媒に使ってばかりで、比熱以外の物性値が殆ど見つからない…(ノイズばかり3時間ほど閲覧)
⑦日本語だとダメっぽいな。仕方が無い、英語でググろう。
固体酸素のせん断強度測定の論文を見つけたので、専門的な文章にもそこそこ強いWorld Lingoに放り込み、あやしい部分は原文で読み直しながら(測定が困難な理由も含めて)20~30分かけて理解する。
⑨バルク物性なのであくまでも参考にしかなりませんが、まがりなりにも現時点でほぼ最良に近いデータが見つかったので、普通の材料と比較しようと思って、エンプラの物性一覧を検索(これは割とすぐに見つけられました)
⑩しかし…試験方法の違いとかを織り込んでみても、固体酸素はどうにも強度が低く、丁寧に読みなおしてみると「工業材料として見た場合、せん断強度がゼロに近い樹脂に類似している」という旨の記述を発見。固体窒素もこれに近い物性になることは素人目にも明らかに予想できますので、わずか数時間のうちに没設定確定~orz

 窒素を 1,700 ℃、110万気圧で圧縮するとできるポリ窒素(窒素原子のみによるハニカム状ネットワーク。核物質を除けば最も強力とされているヘキソーゲン爆薬の5倍以上のエネルギーを持つ)が窒素爆弾として理論的に転用可能であることは2003年に明らかになっていますが、こんな描写的に美しくないモノは使いたくないので、また一から設定しなおしてきます…λ




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双極子双極子(そうきょくし、dipole)とは、一対の正負の同じ大きさの力の源からなる要素を指す。力の源が電荷である場合の双極子は電気双極子、力の源が磁荷である場合の双極子は磁気双極子という。双極子は、正の力の源から負の力の源への方向ベクトルと、その力の源の大
2007/03/07(水) 20:29:29) | 電磁気学・磁気関連についてのWEB
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